アルティザン(職人)の造り手

その土地に根付き、個性とこだわりのあるワイン造りを目指している生産者をご紹介いたします

Château Terrefort monterichard シャトー・テレフォール・モンテリシャール 【New】

≪ボルドー・パイレーツ(ボルドー伝統やアペラシオン規定に縛られない革新的ボルドー生産者を支援する団体)の旗手、ローラン・キャシー氏が切り拓く新時代≫

Château Terrefort monterichard blanc 2024

シャトー・テレフォール・モンテリシャール・ブラン2

AOC/アントル・ドゥ・メール

肥沃さとミネラル感を兼ね備えソーヴィニョン・ブランとソーヴィニョン・グリが古くから栽培されています。温度安定性を保つ為に地下セメント・タンクを用いる。低温で2時間のマセラシオン。土着酵母で低温発酵。熟成は地下セメント・タンクで2ヶ月。SO2無添加。柑橘や白い花の香りがあり、爽やかでミネラル感とソーヴィニョン・グリ特有の南国の果実を思わせる厚みも持ち合わせた辛口白ワインです。

Château Terrefort monterichard rouge 2024

シャトー・テレフォール・モンテリシャール・ルージュ2022

AOC/ボルドー

『気取らないワイワイ飲める』という想いで造られたカベルネ・フラン100%のワイン。粘土質、粘土石灰質土壌でビオディナミ栽培されブドウは温度管理の出来るセメントタンクにて低温で8時間のマセラシオン。土着酵母で低温発酵。熟成はセメントタンクで6ヶ月。SO2無添加。色は輝きのある薄紫色。香りはフレッシュで華やかで口当たりは柔らかく飲み心地抜群です。

Château de Céronsシャトー・ド・セロンス

シャトー・ド・セロンスは17世紀末に建てられた名城で、1958年にグザヴィエ・ペロマ氏の両親が取得。1960年に重力を利用した醸造法を導入し、品質向上。30ヘクタールの畑はミネラル感とアロマに優れ、HVE認証レベル3とISO14001を取得し環境問題にも取り組んでいます。

La Quille de Cérons Blanc

ラ・キーユ・ド・セロンス・ブラン 2022

AOC/グラーヴ

『La Quille』は、若樹から作られたワインで、粘土石灰岩と砂質粘土土壌で育成。優しく搾汁後、ステンレス・タンクで発酵、バトナージュを行い熟成。22年は暑く乾燥した気候で、華やかで表情豊かなアロマと完熟した柑橘系の果実味が広がります。

Château de Cérons Rouge

シャトー・ド・セロンス・ブラン 2022

AOC/グラーヴ

『ファースト・ラベル』のグラーヴ・ブランは、海洋石灰岩土壌と沖積砂利の畑で、平均樹齢30年の葡萄を使用。ビオロジック転換3年目。温度管理したステンレス・タンクで発酵後、6ヶ月熟成。セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン、グリの果実味とエキゾチックなアクセントが複雑で柔らかなストラクチャーを作り出します。

Château de Cérons Rouge

シャトー・ド・セロンス・ルージュ 2020

AOC/グラーヴ

海洋石灰岩と砂利土壌のクロ区画、平均樹齢22年の葡萄を使用。20年は乾燥後、雨で成熟が進み健康的な葡萄が収穫。低温マセラシオン後、温度調整したタンクで発酵。フレンチオークとコンクリートタンクで12ヶ月熟成。ミネラル感とジューシーな果実、程よい酸味がエレガントで複雑な味わいが広がります。

Château La Mondetteシャトー・ラ・モンデット

カスティヨン地区の小規模有機農法生産者。シルト質土壌で健康的な葡萄を栽培し、家族3人でワイン造りを行う。動植物と共生する環境で、優しく抽出しSO2は最小限。アルコール度数を抑え、ボルドーらしさを持ちながらエレガントでピュアなスタイルを追求しています。

Château La Mondette

シャトー・ラ・モンデット 2020

AOC/カスティヨン・コート・ド・ボルドー

天然酵母で発酵し、優しく抽出後オーク樽で11ヶ月熟成。SO2は最小限に抑え、アルコール度数12.5%。赤い果実の香りと凝縮感のあるジューシーな味わい。過度な樽の要素がなく、うまく融合しているので優雅さを引き立てることに成功しています。

La Mondette

ラ・モンデット 2020

AOC/カスティヨン・コート・ド・ボルドー

ラベルはセザール賞受賞アーティスト、マチルド・ベドゥエ氏がデザイン。ビオロジック栽培の葡萄を天然酵母で発酵し、手作業で抽出。発酵後に短期間のマセラシオンを経て、ステンレスタンクで8ヶ月熟成。SO2は最小限。透明感のあるフルーティーな香りとフレッシュな酸、旨味が調和した素朴で飲み飽きしない味わい。

La Mondette Sans Sulfites Ajoutes

ラ・モンデット・サン・シュルフィトゥ・アジューテ 2023

AOC/ヴァン・ド・フランス

SO2無添加で挑戦する自由なキュヴェ。ビオロジック栽培の葡萄を天然酵母で発酵。発酵後は短期間のマセラシオンを行い、ステンレスタンクで4ヶ月熟成。澱引きは一度のみで濾過なし。香りや味わいにネガティヴな要素はなく奥行きや深みのある味わいが楽しめる仕上がりに。年産1800本。

Château de Chelivetteシャトー・ド・シュリヴェット 【再入荷】

13世紀創建の歴史あるシュリヴェットは、2014年にボレル夫妻が引き継ぎ再生。醸造設備を改修し、アンフォラを導入。4haの石灰粘土質の畑は2019年にビオディナミへ転換。動植物と共存しながら自給自足を目指し、高品質なワイン造りに取り組む。ジロンド最古の生産者が新たな挑戦を続けています。

Château de Chelivette

シャトー・ド・シュリヴェット・ルージュ 2019

AOC/ボルドー・シュペリュール

丘の中腹にある石灰粘土質の畑でビオディナミ栽培されたメルローとカベルネ・ソーヴィニヨンを使用。天然酵母で発酵後、フレンチオーク樽で熟成。濃厚な果実味とタニックなグリップ、長い余韻が魅力。時代に流されないフィネスを追求し、各方面で高評価を獲得するヌーヴェル・ボルドーワインです。

S en CIEL

エサン・シエル 2021

AOC/カディヤック・コート・ド・ボルドー

SO2無添加の限定キュヴェ。21年は霜害の影響で低収量となり、平均樹齢40年の3品種を使用。カベルネ比率を60%にし、引き締まった酸のあるスタイルに。ビオディナミ栽培の葡萄を天然酵母で発酵後、セメント・タンクとフレンチオーク樽で熟成。リッチでスケール感のある味わいが魅力です。

Château Chantegriveシャトー・シャントグリーヴ 【再入荷】

1966年にレヴェック夫妻が2haの畑を購入し創業。畑の改良を重ね、1985年に『ユニオン・デ・グラン・クリュ・ド・ボルドー』に加盟。1988年には白ワインのオーク樽発酵を導入し、上級キュヴェ『キュヴェ・カロリーヌ』が誕生。現在は娘のマリーが加わり、環境価値重視のHVE認証レベル4を取得。持続可能なワイン造りを続けている。

Château Chantegrive Cuvee Caroline

シャトー・シャントグリーヴ・キュヴェ・カロリーヌ 2016

AOC/グラーヴ

2016年はバランスの取れたヴィンテージ。平均樹齢30年のブドウを手摘みし、低温マセラシオン後、フレンチオーク樽(新樽50%)で発酵・9ヶ月熟成。瓶内で早熟で爽やかなソーヴィニヨン・ブランが落ち着き始め、晩熟で力強いボディのあるセミヨンが時間の経過とともにオイリーさを増す。樽と融合し、熟成した複雑な味わい。余韻も長い。

Château La Loubière  シャトー・ラ・ルービエール【New】

オック語(フランス南部の原語)で「狼の住処」を意味する名を冠した歴史あるシャトーです。2015年に娘のカロリーヌ・テイシュネ氏が6代目として家業を引き継ぎ、ビオディナミ農法への転換。栽培はエルミタージュの名匠ジャン=ルイ・シャヴ氏に学んだ栽培家ニコラ・ジェレ氏と醸造は格付けを超えた存在シャトー・ペトリュスを44年間支えた醸造家ジャン=クロード・ベルエ氏親子が担っています。

Château La Loubière rouge

シャトー・ラ・ルービエール・ルージュ2020

AOC/ボルドー・シュペリュール

粘土石灰質の斜面、砂利質の丘の上部、砂質ロームのエリアとキャラクターの違うメルローを100%使用することにより味わいに複雑さをもたらすことが出来ました。区画ごとに温度管理されたステンレス・タンクで発酵後、マセラシオン。4週間かけ緩やかに抽出を行う。熟成はステンレス・タンク78%、1年使用のフレンチ・オーク22%にて12ヶ月。丸みのある果実味、しなやかなタンニン、フレッシュさと飲みやすさを残しつつ、熟成による複雑さは完成度が高く、この価格帯で味わえるクオリティを遥かに超越しているワインです。

Château La Loubière Sauvignon

シャトー・ラ・ルービエール・ソーヴィニョン2023

AOC/ボルドー・ブラン

平均樹齢40年を超えるソーヴィニョン・ブラン67%、ソーヴィニョン・グリ18%、ミュスカデル15%を使用。色は淡く、グリーンがかったクリアなレモンイエロー。ライム、白い花、洋ナシ、火打ち石のようなミネラルの香り。シャープでエレガントな酸、ふくらみのある口当たり、樽熟による繊細な厚みと余韻の長さが特徴です。

Château La Loubière Muscadelle

シャトー・ラ・ルービエール・ミュスカデル2023

AOC/ボルドー・ブラン

栽培面積は僅か0.2ヘクタール。ボルドーでは珍しいミュスカデル100%のワイン。年産約900本と少量のリリース。果実の純粋さと樽由来のまろやかさが調和した唯一無二の華やかな香りと繊細なテクスチャーを引き出す為、丁寧な工程を経て造られました。

Château Lagrangeシャトー・ラグランジュ アントル・ドゥー・メール

カピアンに位置するシャトー・ラグランジュは1990年にミッシェル・ラコスト氏が再建。父の意志を受け継ぎ2代目のオリビエ氏と数学教師だった妹のロール氏が持続可能な農法を実践し、エコセール認証を取得。地元伝統を尊重しつつ、現代的で特別なワイン作りを目指しています。

Château Lagrange Amphore

シャトー・ラグランジュ・アンフォラ 2023

AOC/ボルドー・ブラン

ビオロジック栽培の1ヘクタールの区画から収穫。低収量で凝縮感を出し、砂岩のアンフォラで発酵・熟成。柑橘と白花の香り、フレッシュでミネラルバランスが良い。余韻が長く、シンプルで美しいラベルがワインの哲学を反映しています。

Château Machorreシャトー・マショール 【再入荷】

コート・ド・ボルドー・サン・マケール地区のティエリー氏所有のシャトーの乾燥した風通しの良い畑で栽培された葡萄は、肉付きも良くエレガントでミネラルや酸があります。近代設備を導入するとともに、畑の周囲を生垣で覆うことにより自然被害から葡萄を守りながら地域に愛されるワインを作り続けています。

Château Machorre

シャトー・マショール 2020

AOC/ボルドー・シュペリュール

平均樹齢40年の黒葡萄3品種を低収量で栽培し、伝統的な方法で丁寧に醸造。コンクリート・タンクで発酵・熟成。肉厚でジューシーなアタック、エレガントなタンニンが特徴。フランス・ベルギーで好評なデイリー・ワイン。

Château les Ormes Sorbetシャトー・レゾルム・ソルベ 

1764年に創業し現在のフランソワ・ボワヴェール氏で9代目となるメド ックのアルティザンの生産者です。カベルネ・ソーヴィニヨン主体で、海洋化石土壌とトロンセ樽により骨格とフィネスを兼ね備えたワインを生産。冷涼な気候で、飲み頃を見極めてリリースするこだわりを持っています。

Château les Ormes Sorbet

シャトー・レゾルム・ソルベ 2014

AOC/メドック

2014年はカベルネ・ソーヴィニョンにとって絶好の年で、冷涼な気候と好天が続き、小粒で凝縮感のある葡萄が収穫されました。しっかりとした果実味と熟成感のあるタンニンがエレガントで複雑な余韻を生み出し、高品質なワインに仕上がっています。

Château Chadenneシャトー・シャデンヌ

1999年にフィリップ・ジャン夫妻が取得して以降、敏腕醸造家クリスチャン・ヴェリー氏を招聘し、惜しみない設備投資と畑の改良に乗り出しました。畑改良と設備投資を進め、毎日の食卓に寄り添う「フード・ワイン」を目指しています。

Château Chadenne La Fleur

シャトー・シャデンヌ・ラ・フルール 2009

AOC/フロンサック

2009年はグレートヴィンテージ。メルローとカベルネ・ソーヴィニョンを使用し、凝縮感と力強さを持つ長期熟成タイプ。フレンチオークで熟成し、樽のニュアンスと複雑な果実味が調和した、ボリューム感のあるクラシックなボルドーです。

Château Ponteilh Monplaisirシャトー・ポンテイユ・モンプレジール 【再入荷】

レオニャン地区の格付けシャトーに囲まれた優良生産者。除草剤の使用中止、老朽化した設備を多額の投資を行い新設し品質改良に注力しています。2014年からはビオディナミ栽培に着手し、自然に対して新しいかかわり方を採り入れています。

Château Ponteilh Monplaisir

シャトー・ポンテイユ・モンプレジール 2011

2011AOC/ペサック・レオニャン

2011年ペサック・レオニャンは、湿度が高く病害対策に追われた年でしたが、収穫を遅らせ完熟を待つことで成功。カベルネ・ソーヴィニョンの骨格とエレガンスを兼ね備え、飲み頃を迎えたの正統派グラン・ヴァンです。

Château Canon Chaigneauシャトー・カノン・シェニョー 【New】

ラランド・ド・ポムロールのネアクにある家族経営のドメーヌ。若い夫妻が伝統を守りつつ自然なワイン造りを追求。シャトー・シュヴァル・ブランで35年間セラーマスターを務めた伝説の醸造家ティエリー・ガルノー氏が加わり、新たなボルドーの魅力を創出しています。

Château Canon Chaigneau Cuvée 8a Béton

シャトー・·カノン・シェニョー キュヴェ・ユイット・ア・べトン 2022

AOC/ラランド・ド・ポムロール

2019年に誕生したノンオークの新キュヴェ。ティエリー・ガルノー氏が手掛け、コンクリート・タンクで発酵・熟成。木樽を使わずピュアな果実味とミネラル感を追求。2022年は暑さと乾燥の年と言ってもいいでしょう。過度に抽出せず柔らかさを保ち、フレッシュでピュアな果実味と鉄鉱石土壌が由来の複雑さとミネラルを感じさせレベルの高さが窺えます。

Château Haut Chaigneauシャトー・オー・シェニョー 【再入荷】

パスカル・シャトネ氏はボルドー大学で醸造学を学び、赤ワインの欠陥香「ブレタノマイセス」の起源を発見。研究所を運営後、2017年に家業のシャトー・オー・シェーニョーに専念。2021年より有機農業へ転換し、地球温暖化対策としてカベルネ・フランを増植。

Château Haut Chaigneau

シャトー・オー・シェニョー 2015

AOC/ラランド・ド・ポムロール

鉄カスを含むケイ素粘土質土壌で樹齢40年の黒葡萄を持続可能な方法で栽培。区画ごとに醸造し、長期マセラシオンで穏やかに抽出。新樽25%を含むフレンチオークで12ヶ月熟成。2015年の秀逸なヴィンテージの特長である凝縮感、余韻、フィネスが際立ち、熟成による複雑さも楽しめるボルドーの魅力が詰まった一本です。

La Sergue

ラ・セルグ2014

AOC/ラランド・ド・ポムロール

1996年にオー・シェニョーの畑の中から土壌の異なった3つの区画を選抜し、上級キュヴェとしてリリース。ちなみに区画の名前は古いフランス語« Serge »セルジュが語源で『絹』を意味します。シルクのような柔らかく滑らかとワインを連想させるネーミングです。10年が経ち凛とした果実味がほどけ始め、柔らかさと滑らかさを味わうことが出来ます。まさに上質なポムロールを体感できる1本です。

Château Tour du Haut-Moulin シャトー・トゥール・デュ・オー・ムーラン 【New】

サンジュリアンとマルゴーの間に位置し、AOCオー・メドックの中では最高峰の地区のひとつとして知られるキュサック・フォール・メドックにある6代続く家族経営の生産者。畑一部は近隣の格付け3級のシャトー・ラ・ラギューンに譲るほどの好立地にあるシャトーの蔵出し。熟成の妙を愉しむバック・ヴィンテージが限定入荷です。

Château Tour du Haut-Moulin

シャトー・トゥール・デュ・オー・ムーラン2011

AOC/オー・メドック

若いうちは厚みのある豊かなボディとベリー系の果実の凝縮感と強めのタンニンがあるものの、時間の経過と共に上質なそれぞれの個性がバランスを取り始めます。次第に丸みを帯び、樽のニュアンスがワインに溶け込みエレガントでありながら複雑さを感じられます。余韻が長く、12.5%という低アルコールの高品質な熟成ワインに仕上がっています。